2021/10/16 19:20
前回の投稿でデザイナー阿部千登勢氏のブランドSacaiが誕生するまでのストーリーをご紹介いたしましたが、今回はより詳しくSacaiというブランドについてお伝えしていきます!
ブランドコンセプトや特徴、魅力などSacaiについて内容盛りだくさんでご紹介していきますので是非最後までご覧ください。
Sacaiのブランドコンセプト
Sacaiのブランドコンセプトは、”日常の上に成り立つデザイン”です。
このブランドコンセプト通りSacaiのアイテムはデイリー使いするアイテムに、異なる素材を組み合わせることで新しいスタンダードを生み出すようなアイテムになっています。
例えば、ニットやデニムのようなデイリー使いのアイテムに異素材を組み合わせたり、独自の切り返しを取り入れることでSacaiオリジナルのハイブリッドスタンダードを提案。
それが世界中で人気を集める理由の一つになっています。
ちなみにSacaiはブランドデザイナーである阿部千登勢氏の”着たいものを、着たい時に、着たいように着る”という考えが体現されたブランドでもあります。
日々の生活の中で様々な人やものからインスピレーションを受け、そこからベーシックなアイテムをあえて崩し、変形させていくことでSacai独自の新たな優雅さを生み出しています。
Sacaiといえば”ニットアイテム”
ブランド設立当初からSacaiではニットを使用したアイテムが多数発表されていましたが、現在もなおニットアイテムはブランドのアイコン的アイテムの1つとなっています。
ニット製品は、デザインのクオリティも高くデザイナーである阿部千登勢氏の強いこだわりがみえるアイテムです。
そしてさらに注目したいのがSacaiの品質へのこだわりです!
Sacaiのアイテムはデザイン力が高いことはお分かりいただけたかと思いますが、実は品質にも大きなこだわりがあるのです。
Sacaiは”日常の上に成り立つデザイン”というコンセプトのもとデザイナーズブランドでありながらリアルクローズでもあります。
”日常使いできるスタンダードなアイテム”を年齢や性別にとらわれず着られるということから品質がとても重要なポイントになってきます。
以前ニットで毛玉のできやすい商品が見つかった際にはすぐにブランド自己負担で製品回収することもありました。
このようにSacaiのアイテム、特にSacaiを代表するニット製品ではデザインのみならず品質に対するクオリティも高い水準を維持しているのです。
ハイブリッドなデザイン
Sacaiの特徴といえば独自のハイブリッドなデザインです。
ロゴに頼らずともデザインを見ればSacaiのアイテムだと分かるスタイルを作り上げてきました。
このハイブリッドなデザインはブランド設立当初から追及してきたことで、Sacai独自の大きな魅力であるといえます。
さらにこのハイブリッドなデザインはファッションジャンルや時代の枠を超えたものであり、だからこそいつの時代もどのジャンルや年代、性別の方にも愛されてきました。
これはSacaiの大きな魅力の1つと言えるでしょう。
様々なブランドとのコラボレーション力
Sacaiはブランド設立当初から現在に至るまで数々のブランドやアーティストとコラボレーションしてきました。
その代表的なものをいくつか挙げてみると
・NIKE(ナイキ)
・ACRONYM(アクロニウム)
・PORTER(ポーター)
・トモコイズミ
などが挙げられます。
2021年8月に発表したNIKEとのコラボレーションコレクションでは、スポーツが持つエネルギーを表現したアイテムを発表しました。
SacaiのボンバージャケットとNIKEのウィンドランナージャケットを重ね合わせ、今までのジャケットとはパターンやディテールに変化を加えたアイテムなど、デザイナー阿部千登勢氏が重視する”当たり前”にとらわれないデザインのアイテムを多数発表しました。
さらにSacaiはアパレルブランドとのコラボレーションのみならずアクセサリーブランドとのコラボレーションも実現させています。
2021年6月にSacai初となるアクセサリーブランドとのコラボレーションをトモコイズミと行いました。
トモコイズミはボリューム感のあるフリルが特徴的なアクセサリーブランドです。
Sacaiのスタンダードなトレンチコートからアイデアを得たオレンジミックスカラーやグリーンミックスカラー、ブラックカラーのボディバッグやトートバッグ、レッグウォーマーを発表しました。
ちなみに当サイトではA.P.C.とコラボしたサンダルも販売しておりますので是非サイトでもご覧ください。
このようにSacaiの持っているオリジナルデザイン性とうまく融合するコラボレーションを様々なブランドと行ない、世界的なブランド人気に拍車をかけています。
フラッグシップストアのデザイン性

前回の投稿でもご紹介しましたが、Sacaiは東京・青山に旗艦店を構えています。
自然×人工物、外×内、新×旧などといった相反するものの融合を得意とする建築家、藤本壮介に建築を依頼したブランドショップは、ブランドビジョンを反映するだけでなく、日本の首都である東京のカルチャーと調和することをストアコンセプトとしています。
内装にはヴィンテージ家具と近未来を想像させるスチールやアクリルといった異素材を組合せたアイテムを配置し、違和感と調和が同居するSacai独自の不思議な世界観を表現した内装となっています。
ちなみに青山の旗艦店ではゲルチョップの青いベンチが独特な存在感を放っているので、是非青山のブランドショップに行かれる際には注目してみてください。
このようにSacaiではファッションデザインのみならず、ブランドショップの外観や内装に至るまで、Sacaiのブランドコンセプトである”日常の上に成り立つデザイン”が反映されたブランドの世界観を表現するつくりになっているのです。
いかがでしたでしょうか。
もともとSacaiというブランドが好きだった方もここで初めてSacaiというブランドを知った方にもSacaiの魅力が伝われば嬉しいです。
次回SacaiのおすすめアイテムやSacaiのアイテムを愛用している著名人などについて紹介していきます。
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